2024年6月13日放送「オドオド×ハラハラ」に登場。
- 10億円の豪邸
- 3億円の別荘
- 愛車のフェラーリ
- 日焼けした「チョイ悪」風オヤジ
初めて國分利治さんを目にした人にとっては、全てが驚きだったのでは？
実は成功した起業家、しかも投資ではなく実業での成功者として超有名な人物。
そこで、本記事では國分利治さんの経歴、家族から実像を探り、大豪邸を所有する理由に迫りました。
國分利治さん、起業に興味のある方は、是非ご覧ください。
経歴
- 生年月日：1958年12月29日（65歳）
- 出身 ：福島県
- 家族 ：５人家族（妻・長男・長女・次女）
- 肩書 ：㈱アースホールディングス 代表取締役社長
子供時代の國分さんはケンカっ早く飽き性で、勉強も苦手だったとのこと。ただこの頃からどうせ働くなら誰かに使われるのでなく、経営者の方が良さそうだと漠然と考えてもいたそうです。
- 高校卒業後地元の縫製工場で働いたのち10万円を手に上京
- 経営者を志し、住み込み美容室の下働きからスタート
- 休みなしで誰よりも働くことを決意
- 1年半後には店長、5年後には17店舗を管理するマネージャーに
ガムシャラな下積み期間
当時のギネス非公認記録は
- １カ月で20万枚の集客チラシ配り（一日あたり１万枚弱・・・）
当時の社長からの厳しい予算制約を体力とやる気でカバー。今流行りの「タイパ」とは対極の世界観。そして
経営者として
- 30歳で独立
- 20坪の居抜きサロンを約500万円の資金で開業
- ５年後には同様の小規模サロンをもう３店舗オープン
- 美容師の定着の悪さがネックとなり頭打ちに
- 転機は1997年のアメリカ視察で目にした大規模サロン
- 400坪ほどの広大なフロアにたくさんの美容師が忙しく働く大型サロン
- スタッフの出入りを気にしながらの小規模サロン経営疑念への回答
- 帰国して4カ月後、65坪、スタッフ20人の大型サロンを開業
- 内部留保1,000万円と、銀行からの融資2,000万円で新たな挑戦スタート
そこからはトントン拍子
- フランチャイズオーナー制度の導入
これまで業界にあった赤字店の暖簾分けではなく、自分が店長として育てた黒字店をそのままオーナーとして任せるシステムが急成長を更に加速
その結果
- 2023年現在255店舗
- 従業員数3,000名
- 年商200億
大成功を収めています。いや本当にミラクルな実績です。
家族
奥さんを含めて、ご家族については公式公開されていませんが、お子さんは３人とも成人式を迎えていらっしゃるとのこと。
今後、同じ会社で働いている息子さんがどのようなカタチで表に出てくるかで、創業会社の本質が見えてくるかもしれません。
- 実力主義でフランチャイズオーナーを100人以上誕生させている同社の管理を誰が管轄するのか？ ファミリー？
５年前のインタビューでは65歳での引退を口にされていましたが、既に65歳。これからの動向が気になります。
実像・大豪邸の理由
豪邸に住み、フェラーリを乗り回し、サーフィンをして顔は日焼け…の印象ですよね。うちの場合は若い社員が多いので、彼らに夢を見させられる経営者像を演じています。
業種が違えば、違う演じ方をしていたでしょうね。普段はフェラーリも乗らないし、サーフィンもしない。好きな飲み物は、水です（笑）
そして國分さんの右腕、㈱アースホールディングス取締役山下誠司さんからは
メディアが飛びつくのはそんな國分の「派手」な部分ですが人の目に触れない「陰の努力」の部分こそが重要です。おにぎりは１個110円まで、出張先は最安値ビジネスホテル、落ちた輪ゴムも洗って使う、資料は基本、裏紙印刷…人には強制しませんが、超がつくほどの節約家です。
一方で、１回数百万の海外視察旅行を組んだり、表彰イベントや研修・ブランディングのためのヘアショーを主催したり、全国の社員が集う会議に大金をかけたり…。
会社と社員を成長させる目的以外のことには、１秒も１円も無駄にしない。時間とお金の使い方に一貫性がありますね。
いかがでしょう？
「経営者を目指して入社する社員にリアルな夢を見せる為の演出装置が大豪邸であり別荘」だとするなら、
- 「優秀な人材採用こそが成長の最重要ミッション」である美容業界で最も効果的な戦略
に見えてきます。もちろん、これら施設を合宿所として利用すれば、かなりの部分経費算入できることも忘れてはなりませんが・・・
國分さんの実像は、自身の性格的強みを活かすことに躊躇の無い、成功するべくして成功した稀有な起業家の一人だと思います。
アゲアゲモードに突入して30年。事業環境が変化を続ける中、
- この創業精神を誰に、どのように引き継いでいくのか？
- あらたな、属人性に頼らない「仕組み」を作り上げるのか？
今後の國分社長、㈱アースホールディングスから目が離せません。
まとめ
・経歴
学歴じゃない、目標に向かった率先垂範、ひたすらの行動で社員を動かし、社員のことを考え、現在に至る
・家族
どのように事業承継、それが問われる今後
・実像・大豪邸の理由
経営者を目指し入社してくる社員、優秀な社員採用の為の最も効率的戦略ツールで、「見栄」が理由ではない
外面的な部分で注目を集めがちな國分社長ですが、実はとっても理に適った選択をされています。次期社長が誰になるかも含め、これからに大いに注目です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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