2024年6月18日放送「踊る!さんま御殿」に息子2人を東大合格させたカリスマとして登場し、独自の教育論を語られた「たかせみほ」さん。
はじめて「たかせみほ」さんを知った方は
- どんな人なんだろう?
- どうやって東大合格?
と、気になったと思います。
そこで本記事では「たかせみほ」さんの経歴、そして教育へのこだわりについて徹底調査しました。
「たかせみほ」さん、子育てに興味のある方は、是非ご覧ください。
経歴
- 1968年 カナダケベック州生まれ(56歳 2024年時点)
- 2歳半で帰国後、幼少期を自然の多い神奈川県逗子市で過ごす
- 共立女子大学文芸学部卒業後、1991年に航空会社に就職、羽田空港でグランドスタッフ業務に従事
- 1997年に結婚、専業主婦となり、1998年に長男、2000年に次男を授かる
- 2008年に離婚調停開始、母子3人で別居生活後、2010年、41歳の時に離婚成立(その時点で子どもは10歳と8歳)
- 以後、シングルマザーとして働きながら(住宅リフォーム店)、子育てに奮闘
- 2011年長男、2013年次男がともに中高一貫の名門校「栄光学園中学校(神奈川県)」に合格
- 2017年長男、2019年次男がともに東京大学理科Ⅰ類に現役合格
- 2024年現在、長男は大学院を卒業し社会人、次男は大学院2年生
たかせさん自身は「のんびり屋」さんだったらしいのですが、嫁ぎ先が学歴重視の家だったこともあり、小さいうちから知恵が付く方法を考えるようにはなっていたようです。
子育ての工夫を考えるようになった直接のきっかけは
- 幼児教室の体験をさせてみたところ、子供たちがすごく楽しそうにしていた
という経験。この「子供たちの笑顔」が原点となったとのこと。
幼児教室で子供たちがすごく楽しそうにしていたのは
- 基礎概念10個(色→形→大小→数→量→空間(上下・左右・前後)識→比較→順序→時→お金)を順番に負荷をかけて教えていく体験
ここが教育を理論的に考える背景となったのかもしれませんね。
それでは、具体的にどのような方針、こだわりをもって、東大合格へと導いたのでしょう?
教育方針
前提
- 日常的に会話をすることで出来上がる空気感がすごく重要
いつも会話することが当たり前の関係性を築くことで、どんな内容であれコミュニケーションが増え、親子で助け合えるようになり、その空気感づくりがどんな教育内容よりも先ずは大切
社会的動物である人間が、生きて行くために必要なコミュニ―ケーション。親子間のコミュニケーションを子供にとっての「安全地帯」にしてあげることは、確かに自己肯定感を高める意味でもとても大切ですよね。
最重要方針
- 基礎は飛ばせない
「教育」は、基礎学力から順番にステップアップし、適齢期に必要な様々なことを学んでいく必要があると考え、幼少期には、まず基礎概念を身に付けさせることを大切にしたとのことです。
ここでの基礎概念が先ほども出てきた
- 色→形→大小→数→量→空間(上下・左右・前後)→比較→順序→時→お金
を順番に理解させていくこと。
これらは成長とともに理解されてくる概念ですが、幼少期の教育段階で親がこの概念を意識し、子供たちに伝えていくことは大切ですよね。
あるあるですが、数字は数えられてもどちらが大きいって聞くと答えられない子供。大きい小さいの概念を教えずに数字を覚えても・・・っていう話です。
- コミュケーションによる「自己肯定感育成」
- 教育による「基礎概念理解」
をベースに、
- 子供たちと話し合いながら
- ともに成長しながら
という強い意識で過ごされてきたことが、息子さん2人の東大合格という結果に繋がったのだと思います。
まとめ
経歴
・体験学習に参加後の子どもたちの笑顔を原点に、シングルマザーとなった後も子供たちと話し合いながら子育て、教育に奮闘
・教育方針
心理的安全性の担保された親子間のコミュニケーションにより自己肯定感を育み、学習では基礎からの積上げをひたすら意識し、子供とともに成長
より詳しい教育内容、「仕事と子育て」両立メソッドについて興味のある方は、是非たかせさんの著書を読まれてみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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