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(にわかファン限定)PFP1位 井上尚弥!ボクシングIQ4項目を解説

2024年5月6日、挑戦者ルイス・ネリ相手に、東京ドームに集まった4万3千人の観客の前で劇的な6ラウントTKO勝利をおさめた井上尚弥選手。

プロキャリア27戦無敗24KOのスーパーバンタム級4団体統一世界ボクシング王者井上尚弥選手、その強さの秘密として「ボクシングIQ」の高さが専門家の口から頻繁に語られます。

そんな疑問をもつ「にわかボクシングファン」の皆さんに、よりボクシングを楽しんで頂くため、本記事では「ボクシングIQ」を構成する4要素について解説していきます。

井上尚弥選手きっかけでボクシングに興味を持たれた皆さん、高いと言われる井上選手のボクシングIQについて興味がある方は、是非ご覧ください。

ボクシングIQとは

概要

ボクシングIQとはボクシングにおける

  1. 知識
  2. 戦術
  3. 戦略
  4. 洞察力

4項目のレベルを指すもので、選手がリング上でどれだけ的確に判断し、適切なアクションを選択できるかを示す指標となります。

わかりにくいですよね。それでは項目ごとに見ていきます。

1 知識 (Knowledge)

ボクシングに関する基本的なルール、対戦選手の強み・弱み・クセなどを理解する能力です。知識は戦術や戦略の基盤となり、試合中に適切な判断を下すために必要です。

ボクサーに求められる基本的資質であるとともに、経験も求められます。対戦相手の分析は事前に行えることもあれば、リング上で修正していくことも必要なため、どれだけ密度の高い経験(試合・練習)をこなしてきたかも同時に問われます。

2 戦術 (Tactics)

ボクシングの試合において、相手に対してどのように攻撃・防御するかを計画的に決定する能力です。戦術は、自分の強みを生かし、相手の弱点を突くための、パンチ選択、距離調整に関連しています。

知識をもとにした行動シミュレーション、その精度を高めるのに不可欠な要素となります。

3 戦略 (Strategy)

複数の戦術を組み合わせて、試合全体の方針を立てる能力です。戦略は相手と自身の能力を考慮し、試合の進行をコントロールするために重要です。

序盤・中盤・終盤で、どのように対戦相手を攻略していくかのストーリー作りに欠かせません。

4 洞察力 (Insight)

対戦中に相手の動きやパターンから相手の意図を読み取り、適切なタイミングで攻撃や防御を行う能力です。洞察力は戦術や戦略を適切に調整し勝利するために最重要となります。

戦術、戦略の高次元での遂行には欠かせない能力で、この洞察力によって蓄積された経験・データが選手「知識」の厚さを形成します。

井上尚弥選手は上記4項目全てが最高レベルで備わっている「極めて」特別な選手。そこに類まれなる攻撃力が加わることで、日本ボクシング史上最強ボクサー、そして今後も2度とこんなボクサーは登場しない!といわれています。

パンチ力だけをとってみれば、日本にも井上選手以上のボクサーはいましたが、パンチ力だけでは偉業達成不可能です。

その意味でも「ボクシングIQ」の高さが、井上選手の強さの秘密、その重要な要素であることを強調して、本記事を終えたいと思います。

https://twitter.com/naoyainoue_410/status/1788713387352006936
引用元:X(TWITTER)

まとめ

・ボクシングIQとは?
 「知識」・「戦術」・「戦略」・「洞察力」の4項目のレベルの高さを指すもので、勝利には不可欠。

・井上尚弥選手は4項目全てが最高レベルで備わった特別な選手。

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