角田裕毅、暴言!なんて言ったのか?発言経緯(理由)、釈明・謝罪内容は?

日本人F1ドライバーである角田裕毅さん。

彼が2024年のオーストリアグランプリ予選において使用した、不適切な発言が大きな波紋を呼んでいます。

  • 無線で発した言葉が問題視され、FIA(国際自動車連盟)から罰金を科される結果に

そこで、本記事では

  • 問題視された発言内容(なんて言ったのか?)
  • 発言に至った経緯
  • 発言に対する釈明
  • 謝罪内容(どのように謝罪したのか?)

について調査しました。

角田裕毅さん、F1のファンで興味のある方は、是非ご覧ください。

https://twitter.com/f1_fun225/status/1807319964317089940
引用元:X(TWITTER)
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目次

発言内容

  • 「these guys are f**ing retarded」
  • 問題となった「retarded」を日本語に翻訳すると
  • 知的障害者を指す侮辱的な意味合いを持つ表現
  • かっては医学用語だったが、現在では代替表現「intellectually disabled(知的障害を持つ)」や「developmentally disabled(発達障害を持つ)」が推奨される

日本人には伝わりにくいかもしれませんが、非常に過激な放送禁止用語をイメージすると良いかもしれません。

この発言が無線で流れたことで、FIA(国際自動車連盟)からヒアリングを受ける大問題となった訳です。

発言に至った経緯

  • Sauberの中国人ドライバー周冠宇選手が、ピットレーンで角田選手の前に割り込んだことに対する不満から出た言葉

レース中のストレスと焦りから、無意識にもれた発言でした。

発言に対する釈明

  • 英語が母国語ではないため、この言葉の真の意味を理解していなかった
  • その言葉の意味を完全に誤解しており、意味を知った時には「ぞっとした」

この釈明はおそらく真実で、

  • 彼の周囲では「この言葉」を使用していた
  • 彼は言葉のニュアンスまでは理解せず、表現を真似るようになった
  • 日本人の彼が「この言葉」を使うことに周りは注意をしなかった

スラングの頻繁に使われる英語コミュニティに入って、そのスラングを真似て使うようになった日本人あるあるだとも言えます。

ただ、それが公共の場、オフィシャルの場面において、日本以上に容認されないのが多民族で成り立つ海外です。

謝罪内容(どのように謝罪したのか?)

謝罪内容

SNSを通じての公式な謝罪メッセージは以下の通り。

今日は無線で言ったことについて大変申し訳ありませんでした。意図的に使ったわけではなく、その言葉の正確な意味を完全に誤解していました。今ではその言葉の意味をよりよく理解しており、非常に反省しています。このような言葉は許されるべきではなく、その点について深くお詫び申し上げます。

「無知からくる誤解」によって起こった不適切な発言に対する深い反省を表明し、今後はより慎重に言葉を選ぶと約束しています。

FIA・所属チームの対応

FIAは角田選手に40,000ユーロ(約5,200,000円)の罰金を科す一方、そのうちの20,000ユーロについては今シーズン中に同様の違反がなければ免除されることと裁定しました。

同時に所属チームのアルファタウリは、角田選手に対して教育プログラムを実施、再発防止のための措置を講じることを発表。

一部、中国のマスコミが「永久追放処分」を主張するなどしていますが、問題自体は収束方向に向かっています。

後は、角田選手がこの問題を乗り越え、レース技術はもちろん、レース中のストレス管理技術を高めて結果を出していくだけですね。

引用元:X(TWITTER)

まとめ

・発言内容
知的障害者を指す侮辱的な意味合いを持つ表現を使ってしまった(日本で言うと一発アウトレベルの放送禁止用語)

・発言に至った経緯
Sauberの周冠宇選手のピットレーンでの割込み行為に対する不満からもれた言葉

・発言に対する釈明
英語を母国語としない人間が、深い意味も理解せず使ってしまった言葉で、その意味を教えられて「ぞっと」している

・謝罪内容
「無知からくる誤解」によって起こった不適切な発言に対する深い反省を表明し、今後はより慎重に言葉を選ぶと約束

スラングの意味を理解することなく使ってしまうリスク、特に公の場でのリスクを改めて感じさせられた出来事でした。もちろん角田選手に言い訳は出来ても、許されるかどうかは別問題であることも認識しておくべきかも知れませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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